【新唐人2015年06月30日】中国の株式市場が大きく下落したことをうけて、6月27日、中国人民銀行は追加の利下げを発表しましたが、週明けの29日、中国株は再び急落しました。
中国人民銀行は27日、利下げを発表したものの、ギリシャ危機の広まりを受けて、中国株は週明けも下落しました。
上海総合指数は、最大で10・7%下落し、4100ポイントを割りました。深セン総合指数も1000ポイント以上下落し、1万4000ポイントを割りました。上海総合指数は6月12日に7年ぶりの高水準を記録したあと、10日間で20%以上下落しています。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、下げ幅が20%を超えると下降相場だと定義しているので、中国はすでに下降相場に入ったと見られます。
当局は利下げで消費を刺激しようとしていますが、現金が過度に出回れば、株価の急騰や不動産バブル崩壊のリスクが懸念されます。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/06/29/a1207032.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)